看護師のキャリアが長くなると、後輩を教育する立場になります。
まず、看護師として上手に後輩を教育する場合には、いくつかのポイントがありますから心得ておきましょう。
まずは、看護師に必要な技能について、正確に教えることが大事です。
なぜなら、正しい技能を会得しておかないと、患者の生命が危ぶまれるからです。
注射の方法や医療機器の操作など、看護師として身につけるべき重要な技能はたくさんあります。
練習に付き添ったり、質問に回答したりして、後輩の不安を取り除くことが出来るように配慮しましょう。
また、看護師は患者をはじめとして、医師や先輩、同僚など、さまざまな人と接する職業です。
そのために、看護師に求められるマナーについて教えることも大切です。
まず、看護師として重視すべきことは言葉遣いです。
年上はもちろん、年下の患者にも丁寧な言葉遣いで接するように伝えましょう。
正しい敬語を話せたなら、看護師としての好感度がアップします。
敬語の本を紹介すれば、具体的な使い方が分かりますからおすすめです。
さらに、不愉快そうな態度をあからさまにすると、患者が不安になりますから要注意です。
ストレスを溜めないように気をつけて、あからさまに態度が悪くなることを防ぐことがポイントです。
そのためにも、後輩の疲労やストレスについて気にかけることが肝心です。
また、病院や患者のプライバシーに関わることを話すのは、マナー違反です。
看護師には守秘義務がありますので、必ず後輩に教えましょう。